正確な体性分の分析
T-Scanは、生活習慣病の主原因である肥満診断と予防、その改善の終始に立つ体成分分析器で身体の電気抵抗を測定して分析するBIA法(Bioelectrical Impedance Analysis)と多周波測定法、部位別の分析法を利用します。
BIA法では、身体を身長と体重によって大きさが決定する滑らかな円筒形と見なし、円筒内の成分は均等で一定に分布していることを前提とします。
しかし、実際に身体は年齢と性別によって体組織の密度、分布等に変化が生じるためにインピーダンス測定時の電流の流れ方が変わり、特に女性の胸、骨盤には男性にない生殖に関与する体脂肪が約9~12%存在するので、身体の体型を円筒形として置き換えることはできません。
従ってBIA法によって均等で滑らかな円筒を前提としている為、インピーダンス測定では円筒のサイズだけが反映されたものに過ぎず、実際のインピーダンスを100%反映した値ではありません。
年齢と性別を補正することにより身体をインピーダンスとして置き換えることができ、老若男女の特徴が詳細に反映した正確な体成分分析が可能になります。
これにより、個人の努力によって変化する体成分の差は測定したインピーダンスに反映します。